“We don’t know who discovered water, but we know it wasn’t a fish.”
Marshall McLuhan (Philosopher: 1911 – 1980)
「水を発見したのが誰かはわからない。だが、魚でなかったことは確かだ。」
マーシャル・マクルーハン(哲学家: 1911 – 1980)
カナダ出身の英文学者であり哲学家、マーシャル・マクルーハンのことば。
わたしたちヒトの祖先も最初は空気の存在に気がつかなかっただろう。
母語は、わたしたちにとって水や空気のようなものだ。
当たり前すぎて、どう話しているのかに気づかない。
単語や文法には注意を向けても、呼吸、声、身体の使い方、リズムは意識の外にある。
ことばになる前の思いは、どこから来るのか?
意識それ自体も、わたしたちにとっては生得的で当たり前のものと思われがちだが、そうではない。
プリンストン大学のジュリアン・ジェインズ教授は、意識そのものも、3,000年前にヒトが言語と文化を通じて「発明」したものだと述べた。
その発明までは、人類に、今で言う「意識」はなかったという。
外国語を学ぶとき、自分のことばを生み出す身体と思考に気づくこと。
その根源部分が大切だと思う。
魚が、水の存在を知るように。

英語発音道場 升砲館
館長ショーンツジイ